Mate (片方) Real (現実)
「就労支援事業所の現実に目を向けよう」という意味からできた造語。
人が助け合ったり、頼ったりする時に「人の手」が相手の記憶に残す「温もり」をデザインに取り込み、障害を持つ方々が織った手織りの生地をTシャツなど普段身につける物で表現することをコンセプトとしています。温もりは健常者や障害者に関係なく全ての人が持ち合わせる能力です。その能力を1つのプロダクトで、しかも障害者・健常者が力を合わせて表現し製作することで、ボーダーレスな社会を目指す為の意識の共有、情報発信の為の存在価値としてMATEREALがあります。
「大丈夫」と後ろから抱きしめる行為にある慈愛
という感情を形として表現しました。
「待って」と子供が後ろから服を摘む行為にある安堵という感情を形として表現しました。
肩を組む行為は「仲の良さ」を一番に表現する行為であり、
瓜二つの思いを形として表現しました。
「好き」。二人の手が重なるところに着目し、
愛情が交差する形として表現しました。
「支え合う」。誰かを思うことで安心する心。
心と心の繋がりを表現しました。
包み込まれる安心感。
まるで人に包み込まれているような温もりを感じてください。
繋がる安心感。
手と腕の温もりが作り出す「繋がる」世界観を楽しんでください。